Drive Node

わたしたちの考え方

我が国における駐車場政策は、戦後におけるモータリゼーションの進展に伴って顕在化してきた路上駐車対策のため、路外駐車場の整備を目的として1957年に「駐車場法」が制定されたのがその始まりと言われています。当時は、車両保有台数の増加に応じた「量」の確保が駐車場政策の主たる目標でしたが、1990年代以降は、車両保有台数の伸びの鈍化や経済成長の鈍化、人口減少などの環境変化を受けて、駐車場政策は「質」が重視されるようになり、今では「質」の中でも特に「まちづくりと連携した駐車場施策」に焦点を当てた検討が進んでいます。

こうした「質」への転換が進む駐車場政策ですが、実は、生活空間に最も身近なコインパーキングについて論じられる機会は少ないと感じています。そもそも、国の統計による全国の駐車場総供用台数約534万台(平成30年度末)の中には約144万台のコインパーキングのかなりの部分は含まれていないことからも行政の政策を見る限り、「まちづくりと連携した駐車場政策」におけるコインパーキングの役割はあまり明確な状態にはなっていないように思います。

一方、コロナ禍における新しい生活様式において、車通勤や車による旅行が注目される機会が増えてきています。さらに、自動車の電動化や自動運転化が進展し、自動車を取り巻く環境が大きな転換点を迎えようとする中で、駐車場が生活空間の魅力を高め続ける存在であるためには、政策の「質」だけでなく、駐車場そのものの「質」を駐車場の運営者自らが大きく変えていく必要があるのではないでしょうか。

当社は、自社のコアコンピタンスである「ETC技術」と「決済を中心とするFinTech」を活用して駐車場のDX化/キャッシュレス化を推進することにより、コインパーキングを中心とする駐車場について、これからのまちづくりにおいて重要な役割を担う存在として機能強化し、また、ウィズコロナ時代の次世代モビリティにおける旅行・交通サービスの提供という新たな社会的役割を担う拠点として再定義することで、「まちづくりと連携した駐車場」の担い手となるためのお手伝いをしていきたいと思っています。

こうした当社の想いを、今般、ETC技術を活用したオンライン/キャッシュレス駐車場「ETCパーキング」とそれらをネットワーク化して相互に連携させる仕組みである「Drive Node」として具現化いたしました。今後、準備が整い次第、ETCパーキングとDrive Nodeを順次立ち上げていく予定です。今後の当社の活動にどうぞご注目ください。




駐車場=Drive Nodeという考え方

コインパーキングをはじめとする駐車場は、単体で見れば単なる車の保管場所に過ぎません。しかし、駐車場、車、ドライバー、目的地などは相互に関連した存在であり、これらは「車での移動」に関して1つの大きなネットワークを形成していると考えることができます。当社では、1つ1つの駐車場を「車での移動ネットワーク」における結節点(Node)と再定義し、ネットワーク上にある駐車場や関連する施設を「Drive Node」と捉えることにしました。

駐車場=Drive Nodeとして捉えることで、1つ1つの小規模な駐車場であってもそれらがNodeとして連携することで、Nodeが織りなすネットワーク全体でこれまでにない様々な施策やサービス生み出すことができます。まちづくりの視点では、むしろ生活空間に身近な小規模コインパーキングこそ、相互に連携することで大きな力を発揮できるようになると考えられます。

また、車でのドライブ旅行においては、旅程上にあるDrive Nodeが相互連携して、旅行者にとってより楽しくて便利なドライブ旅行を案内することができるようになります。

Drive Nodeが実現する新たな世界

まちづくりに貢献するDrive Node

Drive Nodeとなった駐車場は、もはや単なる車の保管場所ではありません。地域の実情やイベントの開催などに合わせて、Drive Node相互間で協調した対応を取ることで、人の流れを妨げることなく地域経済の活性化に寄与してまいります。

●ドライブ旅行の充実

コロナ禍にあって、車での旅行が注目されています。また、車での旅行では車中泊も楽しみの1つとなってきています。しかし、今の車中泊は「車の保管場所」としての駐車場で少しだけ休憩させてもらっているといった感じで、宿泊を楽しめるような工夫が施してある施設は少ないように思います。

わたしたちは、Drive Nodeが、車中泊の場所としても充実したものになり、地方への長距離のドライブ旅行がより楽しいものになるようにしたいと思っています。

また、ドライブ旅行の際の車中泊施設としてのDrive Nodeを展開することで、地域経済の活性化につなげていければと思っています。





そして「Drive Node Alliance」へ

わたしたちの事業の目標は、

 ・保有するETC技術とFintechにより、駐車場のネットワーク化(DX化)を実現し、

 ・より住みやすく賑わいのあるまちづくりに貢献するとともに、

 ・ウィズコロナ時代における新しい交通サービスやドライブツーリズムを提供する

ことにあります。このため、駐車場事業者の皆様はじめ、旅行・交通に関する様々な事業者様や行政の皆様と連携し、Drive Nodeを発展させていきたいと思っています。そして、Drive Nodeにご参画いただいた皆様と一緒に「Drive Node Alliance」を形成し、多くの連携サービスや施策を企画・実行していきたいと思っています。

皆様のご理解、ご支援、よろしくお願いしますとともに、今後のわたしたちの活動にご期待ください。




メール:Sales@etcparking.jp

企画営業部担当あて