MaaSのインフラとしてのDrive Node
Drive Nodeが実現する近未来
Drive Nodeの基本コンセプトにおいては、「駐車場=車での移動ネットワークにおける結節点(Node)」と捉えます。
NodeとNodeが連携しあって新たなサービスを生み出すインターネットのように、わたしたちは駐車場と駐車場、駐車場と他の交通機関、駐車場と商業施設などが相互に連携した新たな交通サービスを提案していきたいと考えています。そこでは、駐車場は単なる車の置き場所ではなく、新たな交通サービスMaasにおける配車拠点、観光拠点、乗継拠点などの役割を果たし、地域社会における新たな価値の創造拠点として発展していくことになるでしょう。
Drive Node駐車場には、ETCアンテナが設置されます。車がETCアンテナの下を通過すると、ETCアンテナが車両に設置されたETC車載器のIDを自動的に読み取ります。
その後、このお客様が商業施設を利用される場合、商業施設に設置されている二次元バーコードをお客様のスマホで読み取ることで、「Drive Node駐車場に駐車したお客様が提携先の商業施設で買い物をした」ことをDrive Nodeサーバーが認識します。
カーシェアやレンタカーなどは、あらかじめ事業者側で用意している車両のETC車載器IDをDrive Nodeサーバーに登録しておくことで、シェアサービスをご利用になる観光客様がDrive Node駐車場やDrive Node対応の観光施設などを利用した際の料金もパックにして提供することも可能になります。
こうしてDrive Nodeが駐車場以外の施設とも連携していくことで、Drive Nodeは新しい交通サービスMaaSのインフラとして、その役割がますます重要になっていくことでしょう。
Drive Node駐車場がMaaSインフラとして実現していくサービスには、以下のようなものがあります。今後、交通事業者様、観光事業者様、商業施設様と連携を深め、こうしたMaaSの実現に向けて取り組んでまいります。
駐車場の周遊サービス
~駐車場相互間の連携~
観光地などにある複数のDrive Nodeが連携して、 一定期間内であれば何度でも定額で利用できる「周遊サービス」。
観光地周辺にこんな駐車場サービスがあったら、車でお出かけしたくなりますね。
小規模商店の来客駐車場化
~駐車場と商業施設の連携~
来客駐車場を持てない小規模な店舗であっても、近隣の小規模Drive Nodeを来客駐車場として活用することができます。
商圏を大きく広げることで、商店街の活性化にも貢献します。
パークアンドライド
~駐車場と公共交通機関の連携~
駐車場利用者の公共交通機関への乗り継ぎサービスです。
Drive Node駐車場に車を停めたら、あとは公共交通機関に乗り継いだ際にスマホのDrive Nodeアプリで連携します。
カーシェア/レンタカー
~配車サービスの拠点~
カーシェア事業者様などが所有する車両のETC車載器IDを事前に登録しておくことで、カーシェア料金の課金のほか、Drive Nodeが連携する施設の料金や割引などもセットで提供することが可能になります。
地域の観光振興に貢献できます。
専用車室サービス
~車室の個別管理~
ETCの機能を活用することで、商業施設や公共施設の駐車場に設置されている障がい者専用の車室を登録者に限って提供できるようになります。
こうした車室の個別管理機能は、VIPとして特別対応が必要な方向けにも有効です。
*** 駐車場に新たな価値を‼ ***